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バーベキューの影の主役!焼いて絶品オススメ野菜8選と調理法

「バーベキューといったら肉!!」
と誰しもが言うわけですが、野菜の存在も忘れないであげてください。
バーベキューの影の主役とまで言われる野菜を甘く見てはいけません。
「えー、野菜・・・?肉でお腹いっぱいにしたいし・・・」
と思う人もいると思いますが、肉と肉の間に野菜を挟む事で味に変化を出し、飽きずにより多くの肉を食べられる事だってあるんです。
今回は、定番の野菜からちょっとした変わり種まで、バーベキューで美味しく食べられる焼き野菜をご紹介します!
1.バーベキュー焼きたい野菜とその焼き方
バーベキューで野菜を焼いた時、カッピカピに乾燥したり焦げたりして美味しくない思いをした事はありませんか?
フライパンで焼く時と違って、網で野菜を焼くと熱が直接野菜に伝わるので乾燥しやすく焦げやすいのです。
その乾燥は切り方や焼き方で防ぐ事ができるので、これからご紹介する野菜と一緒にご説明していきます。
1-1.玉ねぎ
バーベキューで焼く野菜の定番中の定番ですね。
多くの人は、玉ねぎを輪切りにして焼いていると思いますが、焼いている最中にバラバラになってしまったり、乾燥してみずみずしさがなくなったりした事はありませんか?
輪切りを焼く時は、濡れた爪楊枝を刺して止め、火力の弱い網の角の方に置くようにしましょう。
他に、是非オススメしたい玉ねぎの焼き方があります。
- 玉ねぎの皮をむき、下1~2cmを残して上部から十字に切り込みを入れる。
- 塩コショウをし、オリーブオイルを玉ねぎ全体にかける。
- 少しクシャクシャにしたアルミホイルで二重に包み、網の上で蒸し焼きにする。
- 焦げないように少し動かしながら10分前後(火力や玉ねぎの大きさによって調節)焼いて完成。
玉ねぎをオリーブオイルでコーティングするので乾燥する事なく、玉ねぎの旨味を閉じ込めてホクホクに仕上がります。
1-2.ピーマン
ピーマンもバーベキュー定番の野菜です。
ピーマンってすぐ焦げちゃいますよね。
ピーマンは生でも食べられる野菜なので、じっくり焼く必要はありません。
ちょっと焦げ目がつくかつかないかぐらいが食感も楽しめて美味しく食べられます。
オススメの焼き方は、ピーマンを半分に切ってそのまま焼く、です。
ヘタもワタもタネも取らずに、です。
ワタとタネ部分にはかなりの栄養成分が含まれていて、味も悪くありません。
ゴミの量も減らせるので、焼きあがったらヘタ以外全部食べちゃいましょう。
1-3.にんじん
にんじんは硬くてなかなか火が通らない野菜です。
火が通るのを待っていたら真っ黒に焦げてしまった経験はありませんか?
炭火は火力の調節が難しいので、にんじんに焦がさず火を通すというのは簡単ではありません。
焦がさないコツは、3~5mmぐらいの厚さに切ったら、オリーブオイルを塗って網の端の方でゆっくり焼く事。
オリーブオイルでコーティングする事で水分が逃げるのを防ぎ、じんわりと火を通す事が出来ます。
1-4.かぼちゃ
かぼちゃは炭火で焼くと凝縮した甘みを感じる女性に人気の野菜です。
ただ、扱いが難しい野菜です。
火が通りづらいのでなるべく薄く切りたいのですが、生のかぼちゃは硬くて切るのも一苦労。
スーパーや八百屋などで薄く切った状態の物を売っている事もありますし、お店によっては頼むと切ってくれるのでお願いしてみましょう。
電子レンジで1~2分加熱しておくと火の通りが良くなります。
1-5.しいたけ・エリンギ
しいたけ・エリンギは水で洗ってはいけません。
汚れはキッチンペーパーなどで軽く拭き取りましょう。
まず、しいたけですが、
- 軸の部分を切り取り、軸側を上にして網の上に置く。
- 焦げないように様子を見ながら網の端の方でじっくり焼く。
- ポイントは裏返さない事。両面こんがり焼くと水分が飛んでしまいカサカサになります。
- 傘のヒダ部分に水分が出てきたら焼きあがり。
これで香りの良いしいたけがジューシーに焼きあがります。
続いてエリンギですが、
- 2~3等分に手で裂く。
- 網の上に置いて、焦げないようにたまに動かしながら焼く。
- 全体的にしっとりとしてきたら焼きあがり。
ポイントは、包丁で切らずに手で裂く事です。
こうする事で、香り良く焼きあがります。(エリンギ農家さんの教えです)
1-6.アスパラガス
アスパラガスは炭火で焼くと濃厚な甘みを感じる凄く美味しい野菜なんです。
家で茹でたり炒めたりして食べる事はあっても、バーベキューで焼いて食べた事がない人は結構いるのではないでしょうか。
是非、バーベキューで焼きアスパラガスを味わってみてください!
- 根元の硬い部分の皮をむく。
- 乾燥を防ぐため、全体にオリーブオイルを塗る。
- 焼き色がつき、全体がしなっとなったら焼きあがり。
1-7.にんにく
にんにくをそのまま食べる事ってあまりないと思いますが、バーベキューで美味しく食べられちゃいます。
お菓子作りに使うアルミカップ、もしくはアルミホイルで器を作り、バラしたにんにくを入れます。
そこにゴマ油かオリーブオイルをひたひたになるまで注ぎ、お好みの量の塩コショウをします。
にんにくに透明感が出てきたら出来上がりです。
ホクホクで、肉との相性バツグンです。
1-8.アボカド
「は!?アボカド!?」
と驚く人もいらっしゃる事でしょう。
そのまま食べてもクリーミーな味わいのアボカドですが、焼く事で更にトロトロでクリーミーになります。
女性受けがいいので、男子の皆さんは是非用意してあげましょう。
- アボカドを半分に切り、種を取り出す。
- 切り口を下にして、身に軽く焦げ目がつくまで焼く。
- 焦げ目がついたら今度は皮の方を焼く。
- 皮と身の間に隙間ができ、身が少し浮いたような状態になったら焼きあがり。
塩や醤油で食べるのがオススメですよ。
2.【まとめ】バーベキューは野菜の良さを引き出す
火力の強い炭火で野菜を乾燥させず、焦がさずに上手に焼くのはやや難しいですが、素材の味を最大限に引き出す事ができるので、色々な野菜をバーベキューで焼いてみてください。
肉と肉の間の箸休めにもなりますし、野菜があまり好きではない人でも、いつもと違った味わいの野菜が楽しめるはずです。
是非、野菜でバーベキューに彩りと美味しさをプラスしてください!