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【絶対焼かない】バーベキューに最適な日焼け対策のススメ

日焼け対策

夏空の下、みんなでワイワイしながら肉を頬張るバーベキューは最高ですよね!
バーベキューは夏にやるという人が多いと思いますが、夏といえば強い日差し。
暑いだけではなく、肌へのダメージが気になるところです。
バーベキューは数時間外にいる事になりますから、紫外線対策をしなければ日焼けだけではなく、シミ、シワ、たるみの原因になるのでしっかりと対策したいですよね。
一番の対策は、紫外線についての知識をつける事。
紫外線を知り、どうしたらバーベキュー中の紫外線を防ぐ事ができるのかを見ていきましょう。

1. 【必読】具体的な紫外線対策

紫外線対策

夏の紫外線は冬の2倍あるので、対策をしていないとすぐ日焼けしてしまいます。
すぐ日焼けしてしまうような紫外線が降り注いでいる・・・その状況でのバーベキューとなると相当な紫外線対策をしないと肌へのダメージを防げない感じがしますよね。
いくら紫外線対策をしなきゃいけないと言っても、周りがドン引きしてしまうぐらいのバーベキューに合わない全身を必要以上に覆う服装も避けたいところです。
では、具体的にどのような紫外線対策をすればいいのでしょうか。

1-1.正しい日焼け止め選び方

日焼け止め

紫外線対策の基本中の基本の日焼け止め。
日焼け止めに表記されている『SPF』と『PA』の意味はご存じですか?
紫外線にはUV-AとUV-Bという2種類があります。

人間は、紫外線を浴びて日焼けが始まるまで約20分と言われています。
SPFとはUV-Bの紫外線防止効果を表す数値で、SPF1は1倍の紫外線防止効果があるという意味になります。
20分(日焼けまでの時間)×1倍=『日焼けを20分防止する』という事です。
SPF20の場合は20分×20倍で400分=日焼けを防止できる事になります。

続いてPAですが、こちらはUV-Aの紫外線防止効果を表しています。
PA++やPA++++といった、『+』が表記されていますが、この『+』が多ければ多いほど、紫外線防止効果があるという事になります。

以上の事から、しっかりと紫外線を防ぐためには、SPFは『数値の大きいもの』、PAは『+の数が多いもの』を選ばないといけない、という事になりますね。

1-2.日焼け止めの塗り方

日焼け止めの塗り方

SPF30の日焼け止めを使うと600分の紫外線防止効果がありますが、残念ながら一度塗ってしまえば600分は大丈夫という事にはなりません。
塗った日焼け止めは、汗で流れてしまったり、服で擦れて落ちてしまったりするからです。
特に夏場のバーベキューは気温も高いですし、目の前で火を起こすわけですから更に暑さを感じるわけです。
そのような状況では汗をたくさんかきますし、その汗をハンカチやタオルで拭く事になりますよね。
そうすると、塗った日焼け止めはどんどん落ちていってしまいます。
水や汗に強い日焼け止めも売られていますが、水や汗で落ちにくいというだけで、100%落ちないというものではありません。
ですので、日焼け止めはこまめに塗り直す事が大切です。

1-3.紫外線を防止するための服装

紫外線を防止するための服装

直接、紫外線を浴びないように肌の露出をとにかく少なくする事が大切なのですが、冬服のような全身隙間なく布で全身覆うのは暑いですから避けたいですよね。
そこでオススメなのが、紫外線防止効果がある服です。
紫外線防止効果がある服には、『UPF』という言葉がタグなどに付いているのですが、UPFとは衣料品が紫外線防止効果を表す言葉です。
SPFと同じように、数値が大きければ大きいほど紫外線防止効果が高いという事になります。
夏用に冷感素材を使った服が多く出ているので、バーベキューの時にはUPFの数値が大きくて冷感素材の服を選ぶようにしましょう。

1-4.帽子とサングラスの重要性

帽子とサングラス

ここまで肌に対する紫外線防止策をお話ししてきましたが、目や髪も紫外線防止対策をしなければいけない事をご存知ですか?
目には元々、紫外線を防ぐ能力が備わっています。
しかし、外でのバーベキューのような長時間の紫外線には耐えられないのです。
紫外線が目に与えるダメージは、白内障や角膜炎といった病気を引き起こします。
そうならないためにもサングラスをかける事をオススメしますが、サングラスには眩しさを抑えるものと、紫外線を防ぐものがあり、紫外線を防ぐ効果のあるサングラスではないと意味がないので注意が必要です。
髪の日焼けは、色が落ちたり、乾燥してパサついたりします。
髪用の日焼け止めもありますが、そこまでしたくないという人は、つばの大きい帽子を被りましょう。
つばの大きい帽子は髪はもちろん、目に届く紫外線も防いでくれるので非常にオススメです。

2.パラソルやテントでの紫外線対策

パラソル

「パラソルやテントで完全な日陰を作ったら他の紫外線対策はしなくていいんじゃない?」
という人もいると思います。
確かに、パラソルやテントでも紫外線は防げます。
上から降り注ぐ紫外線に限り、ですが・・・
紫外線は太陽から降り注ぐので日陰になるパラソルやテントは紫外線防止になりますが、紫外線は反射する事をご存知ですか?
太陽から降り注いだ紫外線は地面などに反射して下から肌を焼きます。
下からだけではありません、横からも紫外線はやってきます。
特に海では、砂浜や岩や海水に反射した紫外線が色んな角度から肌を刺激します。
完全な紫外線対策をするには、パラソルやテントの他に、日焼け止めなどの対策も必要という事ですね。

3.【まとめ】バーベキューを楽しむための紫外線対策を

紫外線は肌だけではなく、目や髪の健康にも良くないという事がお分かりいただけたでしょうか。
せっかくの楽しいバーベキューなのに、バーベキューをする度に体がボロボロになっていくのはイヤですよね。
やりすぎな紫外線対策は楽しいバーベキューの雰囲気を壊してしまいますが、この記事を参考にしていただいてしっかりと対策をし、存分にバーベキューを楽しみましょう!